令和元年度第4回地域ケア会議を開催しました
【令和元年10月17日】
球磨郡公立多良木病院講堂において、令和元年度第4回上球磨地域ケア会議を開催いたしました。
薬剤師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、歯科衛生士、歯科医師のアドバイザーをはじめ、介護支援専門員、介護サービス事業所や行政関係者など41名のご参加いただきました。
(事例概要)
75歳女性(要介護3)
アルツハイマー型認知症の進行に伴いADL全般において声かけや介助が必要。 仕事(夜間帯)をしている夫との二人暮しであり、支援や協力を求められる親族等がいない。
(検討課題)
食欲が出る食事の提供方法やリハビリの方法を教えてもらいたい。また、在宅生活継続のためにどのような支援が必要か検討したい。
(参加者の感想等 ※一部抜粋)
・認知症の課題は多くあると思います。インフォーマルの活用も少しでも入れていければ良いかと思いました。(近隣や民生委員、認知症カフェ、100歳体操など地域の通いの場)
・食思低下の方に対しては、好みの味を活かして間食で補うとよいということを学びました。
・仕事をしながら奥様の介護をされているケースは今後増えてくると思います。相談できる機関、地域の方の協力が重要になってくると思う。
・今回初めて参加しました。他の事例等も聞きたくこれからのサービスの勉強になると思います。これからもできるだけ参加したいと思います。
※地域包括ケアシステムの一助となるよう、今後も地域の関係機関とともに上球磨地域ケア会議を開催いたします。
次回開催:令和元年12月19日(木) 13時30分から公立多良木病院講堂にて開催予定。
(※次回は地域包括ケア意見交換会を予定しています)