平成30年度 在宅医療住民向け講演会を開催しました
平成31年3月18日:湯前町保健センターにおいて、当センターと湯前町との共催による在宅医療住民向け講演会を開催しました。
今回の講演会は、『今から考える自分らしい最期』 ~"やっぱり家がいい"を叶えるために~
と題して、『看取り』をテーマに住民のみなさまに実際の在宅での看取りやそれを支える訪問診療や訪問看護について知っていただくことを目的として開催しました。
球磨郡公立多良木病院 在宅医療センターの林田来介先生と訪問看護ステーション『たいよう』の織田伸一主任看護師に講師を務めて頂き、在宅での看取りについて訪問診療や訪問看護で携わっておられる事例をとおして、実際にどのように行われているのか具体的で分かりやすいお話を伺うことができました。
また、町内で在宅での看取りを経験されたご家族から、「いろいろな人に支えられながら自宅での看取りができた」ことやご本人が最期まで「自分は本当に幸せ者だ」と話されておられたことなど貴重な経験談をお話頂きました。
この講演会をとおして、聴講頂きました参加者の皆さまにご自分やご家族の最期について様々な選択肢がある中で、自分らしい最期のあり方について考えていただくきっかけとしていただければ幸いです。
当センターでは、今後も在宅医療の普及啓発活動などにより、住民のみなさまに住み慣れた地域の中で自分らしい暮らしを継続していただくことのできる一助となるべく努めてまいります。
次回、講演会などを企画した際にもぜひご参加ください。