平成30年度第1回上球磨地域ケア会議を開催しました

【平成30年4月19日（木）】

球磨郡公立多良木病院講堂において、平成30年度第1回上球磨地域ケア会議を開催しました。

　今回は、毎回行っている事例検討をお休みし、当上球磨地域ケア会議のアドバイザーとしてご協力いただいている、おおた歯科こども歯科クリニックの太田良紀先生から『地域連携における歯科の役割』と題した講演をいただきました。

　当センターでは、平成29年度から『自立支援に向けた地域ケア会議』に取り組んでいます。これまで個別事例の課題を検討してきた際に、介護支援専門員がプランを作成する前に行う『アセスメント』で口腔に関する諸問題について見落とされていたり、重要視していないことが見受けられたため、口腔トラブルの把握と対応の仕方、気を付けるポイントを学びたいと太田先生に講演をお願いたところ、快くお受け頂きました。

　講演では、事前に参加者から多く質問のあった、義歯に関連する事項や在宅歯科医療についてを中心に大変わかりやすくご教示頂きました。参加者からもわかりやすく丁寧に教えてもらえて勉強になったと大変好評でした。

（以下、参加者アンケートの一部を掲載致します）

・地域連携における歯科の役割や居宅療養管理指導の話が聞けてよかった。
・実例を交えた講演でとてもわかりやすい内容でした。
・歯科に関しては知らないことが多く、あまり興味もなかったが口腔内の大切さがわかった。
・義歯の役目、お手入れ大変わかりやすく勉強になりました。
・歯の噛み合せが身体に及ぼす影響が大きいことがよく分かりました。
・担当させて頂いている高齢者の義歯を今一度、観察確認してみようと思った。
・口腔ケアの重要性については知っていたつもりでいたが、かみ合わせによっては身体機能の向上にもつながるとのことで改めて口腔内の状態を把握してケアをしていく必要があると思いました。

【次回開催：平成30年6月21日（木）13：30　球磨郡公立多良木病院2階講堂】

　次回は、通常どおり多職種で個別事例の検討を行います。多数のご参加をお待ちしております。

※傍聴が可能です。地域ケア会議に興味がある方は、上球磨地域包括支援センターまでご連絡ください。