熊本県へき地医療自治体病院開設者協議会
ホームへ ご挨拶 概要 熊本県のへき地医療・地域医療の現状 熊本県へき地医療医師の会 活動内容

概要
 県内のへき地医療を担う病院と開設市町村(上天草市・天草市・南小国町・小国町・山都町・湯前町・多良木町・水上村・あさぎり町)でつくる熊本県へき地医療自治体病院開設者協議会(会長:鶴田正已湯前町長)が開設され、平成25年4月1日から実働を開始しました。
 同じ課題を抱える自治体と病院がスクラムを組み、質の高い地域医療を提供するために、へき地医療に携わる医師を制度面、財政面からバックアップしようという組織です。ここで重要になるのは、へき地医療の現場で働く医師で構成する「熊本県へき地医療医師の会」です。会長には公立多良木病院の春口洋賜先生が就任されています。
 熊本県ではこれまで、自治医科大学を卒業し、義務年限の9年間(自治医科大学生は卒業後9年間、出身県内の自治体病院など地域医療に従事することが義務付けられている)を経過した医師が在籍する制度がありませんでした。医師の県外流出を食い止め、へき地医療を担う病院に残ってもらおうと、協議会に500万円の予算を確保し、一人でも多くの医師を確保していこうと、志を一つにした関係者が立ち上がりました。
 この協議会では、熊本大学医学部附属病院地域医療システム学寄附講座と協力して自治医科大学・熊本大学夏期実習への支 援を行うほか、医師の学会参加や赴任旅費、研修制度なども支援していきます。
 また、熊本赤十字病院では平成25年4月1日より「へき地医療支援センター」を開設されました。今後は「へき地医療支援センター」と綿密に連携しながら、へき地医療の再生・充実を図って参ります。
 医師確保へ向け、へき地医療を担う自治体病院、開設市町村、県など、へき地医療・地域医療の存続を切望する者同士が思いを形にしたことは大きな一歩。医師不足、大都市偏在を根本的に解消するまでには至らないまでも、こうしたアクションの積み重ねがへき地医療・地域医療の存続には欠かせないと考えます。

構成メンバー
構成メンバー

 

熊本県へき地医療自治体病院開設者協議会は、自治体や病院、関係機関と協力して「熊本県へき地医療医師の会」の先生方をサポートしていきます。そして、いろいろなご要望については、可能な限りお答えして参ります。



私たちは、先生方が熊本県にしっかり根を下ろしていただきながら、へき地医療・地域医療に貢献していただけるように、精一杯ご支援をしていきたいと考えています。
ぜひ熊本県のへき地医療・地域医療につきまして、ご支援ご協力いただきますようお願い申し上げます。


連絡先、事務局