年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 75 | 32 | 35 | 34 | 50 | 106 | 252 | 465 | 644 | 413 |
2021年度に当院を退院された患者様の人数を10歳刻みで年齢階級別に集計したものです。DPCデータにおいて、2021年度に退院された患者数は2,106名でした。60歳以上に占める割合が全体の84.2%、80歳以上が50.1%あり、高齢の患者様が多くを占めています。40歳代以下は、10.7%となっており、10歳未満は3.6%でした。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし | 93 | 25.66 | 17.35 | 8.6% | 88.92 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし | 77 | 26.49 | 20.57 | 11.7% | 87.17 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 71 | 24.90 | 13.14 | 4.2% | 86.59 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 処置1なし | 19 | 38.37 | 13.07 | 5.3% | 80.42 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 17 | 23.24 | 10.66 | 11.8% | 76.76 |
内科では、総合診療科として広範囲の診療に携わっています。また、循環器・呼吸器系も含めたリハビリテーションにも力を入れ地域包括ケアシステムを念頭に訪問診療等も行っております。
心不全・誤嚥性肺炎など高齢患者さんが多く、在院日数も長くなっております。
誤嚥とは、食べ物や唾液などが気管に入ってしまうことをいい、その食べ物や唾液に含まれた細菌が気管から肺に入り込むことで肺炎を引き起こしてしまいます。当院では言語聴覚療法士による評価と嚥下機能訓練も併せて行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 21 | 6.00 | 4.74 | 0.0% | 72.52 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし | 18 | 10.61 | 7.11 | 5.6% | 68.94 | |
040040xx9900xx | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし | 12 | 6.08 | 9.00 | 0.0% | 71.42 | |
060210xx99000x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2なし | 11 | 10.55 | 13.12 | 0.0% | 73.09 | |
060380xxxxx00x | 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 手術なし 処置2なし | 10 | 21.20 | 8.04 | 0.0% | 70.70 |
外科では、胃・十二指腸・肝・胆・膵・結腸などの消化器系疾患を中心に外科全般にわたり診療しています。高齢の方の入院が多いですが、平均在院日数は全国平均と比べても大きくは変わらないようです。2020年度8月より緩和ケア病棟を閉鎖している為、外科一般病棟で緩和ケアを行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 98 | 2.07 | 2.65 | 0.0% | 71.28 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石,胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 処置2なし 定義副傷病なし | 38 | 8.89 | 9.21 | 2.6% | 80.76 | |
060190xx99x0xx | 虚血性腸炎 手術なし 処置2なし | 22 | 6.77 | 8.74 | 4.5% | 78.41 | |
060280xxxxxxxx | アルコール性肝障害 | 18 | 8.06 | 13.91 | 0.0% | 68.94 | |
060130xx0200xx | 食道,胃,十二指腸,他腸の炎症(その他良性疾患) 内視鏡的消化管止血術等 処置1なし 処置2なし | 15 | 6.27 | 8.91 | 6.7% | 73.13 |
消化器科では、大腸ポリープや胆管結石などの入院が多く、内視鏡による手術を積極的に実施しています。概ね平均的入院日数となっております。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩,股等 | 66 | 53.68 | 25.32 | 7.6% | 88.89 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む) 人工関節再置換術等 | 29 | 49.69 | 23.02 | 3.4% | 75.03 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし | 22 | 11.00 | 4.99 | 0.0% | 63.18 | |
160850xx01xxxx | 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨,膝蓋骨,手(舟状骨を除く),足,指(手,足)その他等 | 13 | 18.69 | 18.84 | 0.0% | 58.08 | |
160690xx99xxxx | 胸椎,腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし | ー | ー | 4.25 | ー | ー |
整形外科では、高齢者にみられる転倒や骨粗鬆症からの骨折が多く、また外傷性疾患や変形性膝関節症による手術など、整形外科全般の診療を行っております。手術からリハビリテーションまで実施し退院となる患者さんも多い為入院日数は長くなっています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040090xxxxxx0x | 急性気管支炎,急性細気管支炎,下気道感染症(その他) 定義副傷病なし | 28 | 4.00 | 5.83 | 0% | 1.18 | |
060380xxxxx00x | ウイルス性腸炎 処置2なし 定義副傷病なし | 10 | 3.40 | 5.53 | % | 5.50 | |
040100xxxxx00x | 喘息 処置2なし 定義副傷病なし | ー | ー | 6.24 | ー | ー | |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍,急性扁桃炎,急性咽頭喉頭炎 手術なし | ー | ー | 5.71 | ー | ー | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | ー | ー | 13.14 | ー | ー |
小児科は、全体的に全国の在院日数より短い入院となっております。自宅での観察を十分に行ってもらうことで入院による家族の負担軽減にもなっています。平均年齢が低いため、休日夜間等での緊急入院も多くみられます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし | ー | ー | 17.35 | ー | ー | |
180040xx99x0xx | 手術・処置等の合併症 手術なし 処置2なし | ー | ー | 8.68 | ー | ー | |
110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2なし | ー | ー | 10.39 | ー | ー | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | ー | ー | 13.14 | ー | ー | |
110320xx99xxxx | 腎,泌尿器の疾患(その他) 手術なし | ー | ー | 8.87 | ー | ー |
泌尿器科は、尿路の感染症などで入院されます。当院では人工透析も行っており、関連する病気で入院されることもあります。
人工透析とは、腎機能の低下によって血液のろ過を行えなくなった方に、人工的な方法で血液から老廃物や余分の水分を排出することです。
10症例に満たない場合は「-」で表示することとされており、対象者が「0」というわけではありません。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障,水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 15 | 2.87 | 2.71 | 6.7% | 77.07 | |
眼科では、入院の多くは白内障手術を目的としたものです。令和3年度も地域包括ケア病棟へ入院のうえ手術を行っておりましたので、今回の数値上対象となっておりませんが、合わせて125件の白内障患者様の入院・手術等を行っております。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 12 | ー | ー | 15 | ー | ー | 1 | 8 |
大腸癌 | ー | ー | ー | 11 | ー | ー | 1 | 8 |
乳癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1 | 8 |
肺癌 | ー | ー | ー | 13 | ー | ー | 1 | 8 |
肝癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
現在、日本で最も罹患率が高い上記の5つのがん(胃、大腸、乳、肺、肝)の初発の病気分類(ステージ)と再発の症例数を集計したものです。
初発のステージ(Stage)はStageⅠからⅣへ大きくなるにつれ、がんの進行を示しています。
「初発」とは当院において腫瘍の診断、あるいは初回治療を実施した場合、「再発」とは当院・他施設問わず初回治療が完了した後、当院にて診療した場合や、がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合です。
5大癌の中で最も多いのが大腸、次いで胃、肺でした。
このデータは、DPCデータを集計したものであり、当院の地域包括ケア病棟や緩和ケア病棟のみに入院された数は含まれていない為、実数より少なく表示されています。
現在緩和ケア病棟を一時閉鎖しており、一般病棟で緩和ケアを行っております。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | ー | ー | ー |
中等症 | 35 | 24.0 | 77.4 |
重症 | ー | ー | ー |
超重症 | ー | ー | ー |
不明 | ー | ー | ー |
市中肺炎とは、日常生活の中でかかる肺炎のことです。
DPCデータの入院契機病名および医療資源を最も投入した傷病名が、肺炎レンサ球菌やインフルエンザ菌、その他細菌性による肺炎等に該当するものとなります。誤嚥性肺炎は除きます。
重症度分類は、A-DROPスコアにより計上しています。これは、日本で使われている市中肺炎の重症度を判定するものです。次の5項目のうち1項目に該当すれば1点、2項目で2点というように計算し点数をつけます。
5点満点です。
A(Age=年齢):男性70歳以上・女性75歳以上
D(Dehydration=脱水):BUN21mg/dL以上または脱水あり
R(Respiration=呼吸):SpO2 90%以下またはPaO2 60Torr以下
O(Orientation=見当識):意識障害あり
P(Pressure=血圧):収縮期血圧90mmHg以下
軽症0点、中等症1~2点、重症3点(意識障害(ショック)であれば1点でも重症)、超重症4~5点。
超重症の患者様はいらっしゃいませんでした。
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 40 | 40.9 | 82.8 | 20.0 |
その他 | 30 | 54.0 | 80.4 | 30.0 |
高齢の方の入院が多いため、脳梗塞は、肺炎、心不全、骨折等とともに入院の契機となる疾患の1つです。
当院では、入院直後からリハビリテーションを開始し、完了してから退院されることが多いため、入院期間は長くなっております。必要に応じ転院も行います。
脳梗塞の発症が3日以内での入院の場合、入院期間も短くなっています。後遺症等ありますので早めの受診が必要です。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
K386 | 気管切開術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) | ー | ー | ー | ー | ー |
内科では、総合診療科として広範囲の診療に関わっています。内科入院であっても他診療科とも連携をとり
必要な手術を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 21 | 1.00 | 3.81 | 0.0% | 72.5 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 18 | 1.06 | 7.89 | 5.6% | 68.9 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K7193 | 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) | ー | ー | ー | ー | ー |
胃・十二指腸・肝・胆・膵・結腸などの消化器系疾患を中心に外科全般にわたり診療しています。
予定手術に加えて、緊急性が高い場合に関しては夜間・休日等でも緊急手術を行っています。
開腹手術や腹腔鏡下手術、内視鏡手術等を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 100 | 0.06 | 1.01 | 0.0% | 71.4 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 44 | 1.14 | 9.34 | 6.8% | 84.0 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 18 | 0.11 | 5.11 | 5.6% | 74.2 | |
K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 | 14 | 2.79 | 3.79 | 0.0% | 75.0 | |
K708-3 | 内視鏡的膵管ステント留置術 | ー | ー | ー | ー | ー |
大腸ポリープや胆管結石などの入院が多く、内視鏡による手術を積極的に実施しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 43 | 1.37 | 48.51 | 9.3% | 89.3 | |
K0821 | 人工関節置換術(膝) | 29 | 5.76 | 42.93 | 3.4% | 75.0 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 25 | 2.52 | 53.00 | 4.0% | 87.8 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) | 16 | 1.25 | 16.44 | 0.0% | 77.0 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) | 11 | 0.64 | 3.55 | 0.0% | 65.8 |
高齢者にみられる転倒や骨粗鬆症からの骨折が多く、また外傷性疾患や変形性膝関節症による手術など整形外科全般の診療を行っています。緊急性が高い場合に関しては夜間・休日等でも緊急手術を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | ー | ー | ー | ー | ー | |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | ー | ー | ー | ー | ー | |
K821-3 | 尿道ステント前立腺部尿道拡張術 | ー | ー | ー | ー | ー |
当院では人工透析をしているため、シャント閉塞時の経皮的シャント拡張術・血栓除去術も行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 14 | 0.00 | 2.00 | 0.0% | 77.2 | |
K2822 | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない) | ー | ー | ー | ー | ー | |
入院の多くは白内障手術目的としたものです。手術は予定入院で行い、入院日に手術施行し術後2日で退院となります。
令和3年度も地域包括ケア病棟へ入院の上手術を行っておりましたので、今回の数値上対象とはなっておりませんが、合わせて125件の患者様の入院・手術を行っています。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 11 | 0.52 |
異なる | – | – | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 21 | 1.00 |
異なる | – | – |
「医療資源を最も投入した傷病名」と「入院の契機となった傷病名」が対応するコードに該当した場合を「同一」、そうでない場合(入院後に発症)を「異なる」としています。「発生率」は各症例数の全退院患者数に対する割合です。
手術や処置、検査等を行う際には細心の注意を払って診療を行っています。起こりうる合併症については、事前に本人・家族の方々に説明をした上で同意を得て実施しています。
播種性血管内凝固症候群は、様々な重症の基礎疾患のために過剰な血液凝固反応活性化が生ずるため生体内の抗血栓性の制御能が十分でなくなり、全身の微小血管内で微小血栓が多発して臓器不全、出血傾向がみられる重症疾患です。
敗血症は、体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす全身の感染です。
真菌感染症は真菌によって引き起こされる感染症です。
手術・処置等の合併症は、手術や処置などの後、それらがもとになって起こることがある病気です。すべての患者さんで一定の割合で起こりえるもので、手術や処置等の際のミスで起きた疾患とは別のものとなります。