当院は地域完結型医療を実践するへき地医療拠点病院として、附属施設の総合健診センター、介護老人保健施設、地域包括支援センター、在宅医療センター等を有していて、包括的な医療福祉提供の要として機能しています。
また多良木町立槻木診療所と水上村立古屋敷診療所のへき地診療所2 カ所等への定期的医師派遣をしており、へき地医療にも寄与しています。
へき地診療所の往診風景
熊大卒後臨床研修地域実習
平成15年9月から平成25年3月31日まで、熊本県より国の第9次へき地保健医療計画に基づく熊本県へき地医療支援機構の事務局の委託を受け、約10年近く県内のへき地診療所の代診医派遣調整や診療所及びへき地医療拠点病院医師・コメディカルスタッフの教育研修、県の策定等会議の開催、社会医療法人へき地要件調査等、就職相談等などを行ってきました。
また平成26年4月にはへき地地域における中核病院と、その構成9市町村による熊本県へき地医療自治体病院開設者協議会事務局としてその立ち上げや運営を行って参りました。このように、地域医療、へき地医療については、当院は県レベルで深く関与しています。
熊本大学・自治医科大学合同夏期実習懇親会
熊本大学医学部卒後臨床研修協力型病院、自治医科大学後期研修病院として、地域医療研修等においても地域包括的医療・へき地医療を実践できる場として高い評価を得ており、これから地域医療を目指す医師にとっても最高のフィールドであると確信しております。
また、総合診療専門医取得のための日本プライマリ・ケア連合学会後期研修プログラム「人吉医療センター総合診療医養成プログラム」の協力病院にもなっており、総合医の養成にも深く関わっております。
自治医科大学夏期実習風景